オラクルがサンを買収

 データベースの王様のオラクルが、UNIX OSとサーバベンダーのサンを買収することになりました。これで、オラクルはソフトウェアベンダーからハードウェアを含めた総合ITベンダーになり、IBM、HP、富士通などと土俵を同じくすることになりますね。ベンダートップの地殻変動を生じさせる重大ニュースです。
 
 ソフトベンダーという殻を破り始めたオラクル、注目は「今後」のM&A戦略 - オラクルのサン - page2 - ZDNet Japan
 オラクルによるサン買収でオープンイノベーションは死ぬか - オラクルのサン・マイクロシス - ZDNet Japan

 Microsoftと方向を異にし、オーブン指向のサンが消えることは寂しく残念なことですが、新生オラクルが新しい柱として、今後の業界をリードしてくれることを期待します。
 IBMがサンを買収するという噂が主流だった様ですが、コンサルサービスなどのソフトに優れるIBMが買収すれば、ますます一人勝ちになるところでしたが、競争原理が働く構造になり、お互いの切磋琢磨が、ICTの更なる進化の起爆剤となることを期待しています。
 オラクルeはSQL Serverに対しての、サンはWindows Serverに対しての過激な批判で知られていた。両社が一緒になれば「反Microsoft」を旗印に頑張ってくれるのではないかとの見方があるようです。

 
ソフトベンダーという殻を破り始めたオラクル、注目は「今後」のM&A戦略 - オラクルのサン - page2 - ZDNet Japan

<前略>
 一方で今後、他のハードウェアベンダーとの距離感をどう保つかは大きな課題だ。その典型的なケースとして今後注目すべきなのは富士通との関係だろう。
 Sunと提携関係にある富士通の代表取締役社長、野副州旦氏は先頃行われた会見で「顧客起点ということを考えれば、UNIXの資産をきちっと守り抜くのが当社の役割」と述べ、買収の行方に関わらず継続的にサポートする姿勢を見せている。

 富士通にとっては当初、買収先の有力候補にあがっていたIBMに買収されるよりは、遙かに手を組みやすい買収先だといえる。


 富士通は、UNIXではサンと、データベースではオラクルと協業関係にあったと我々ユーザーからは見えていましたが、これからは総合ベンダーのライバルの扱いになりそうです。総合的なコンサルサービスの実績は未知数のオラクルですが、データベースの王様として、技術者認定の権威として培われ蓄積されたノウハウが花開くのか、業界に久々の新風が吹き込まれ、今後が注目されますね。


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by yuji_oga | 2009-04-30 00:38 | IT備忘録 | Trackback
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