日本の宇宙技術を、官民一体でアフリカへ売り込み。

 今年は、アフリカの20億の人たちと日本の関わりに注目と言っていましたが、早速(?)官民一体でアフリカに衛星や、その打ち上げロケット、運用技術などを官民一体で売り込むこととなり、調査団を結成して、2月6日からアフリカに宇宙技術の売り込みに出かけることになったのだそうです。
 宇宙技術といえば、民主党のパフォーマンスの事業仕分けで冷たい仕打ちにあい、波紋をひろげましたが、自分で稼ぐという自立心がわいたとすれば、パフォーマンスにも多少の効果があったと言えることになりますね。

 
宇宙技術 アフリカに売り込み 官民一体で調査団 (1/31 読売朝刊)

 日本の衛星やロケットを買いませんか…。国内の宇宙関連企業などが経済産業省の音頭取りで調査団を結成、2月6日からアフリカに宇宙技術の売り込みに出かけることがわかった。南アフリカ、エジプトの政府関連機関や企業などを回り、宇宙先進国日本の技術をアピールする。日本が官民を挙げてアフリカに宇宙技術を売り込むのは初めて。宇宙予算の伸び悩みで国内需要が限られる中、海外の新市場開拓に活路を見いだす。

 衛星・ロケット・人材育成

 15人の調査団(団長・石井潔IHIエアロスペース社長)には、三菱重工業、IHI、三菱電機などの大手宇宙機器メーカーのほか、小型衛星の設計・製造などの事業をしている東大発のベンチャー企業「アクセルスペース」が参加。500キログラム以下の低価格の小型衛星を中心に、打ち上げロケット、衛星の運用技術、データ解析、人材育成など、必要な技術を一括して売り込み、顧客獲得を目指す。
 アフリカは、地上の通信網や道路など社会基盤が未整備なところが多い。通信衛星の利用や、地球観測衛星による災害監視などの需要が見込まれ、有望市場の一つと見られている。すでに欧州、中国などが進出。経産省は「手をこまぬいていると日本の入り込む余地賦なくなる」と話している。


 広大な国土をもつ開発途上国では、中国がそうであったように、有線での通信網整備には時間とコストがかかり、携帯電話の普及が進んでいます。そこで通信衛星のニーズがあるというのです。
 一方、回線スピードや通信量(トラフック)の増大への対応から、光回線がコストでも安くなるし主流になるとの記事(少し古いですが)もあります。
 アフリカ大陸、光ファイバーへの移行は、思いのほかスローペースに

 ただ、衛星については、通信のほかに災害監視用の地球観測衛星や、アフリカに富をもたらしているレアメタルの探査用衛星といった需要もおおきいのだそうで、注目されていて、欧州や中国が既に先行していて、日本は後発ながら追いかけるという状況の様です。

 多くの国々が、民間と政府が一体となり、政権トップがセールスマン役を担って衛星に限らず、大型プロジェクトの国際受注を競い合う状況は、諸兄がご承知のとおりですが、この官民一体は、経産省がたまりかねて主導し、民間企業を募り実行されたもののようです。事業仕分け後、世論に押されて復活が取りざたされましたが、アフリカの人々のため、日本企業の活性化と国益のため、政権トップの参画による強力な推進を願っています。

b0055292_21214233.jpg


↓ よろしかったら、お願いします。


b0055292_21353648.jpg
[PR]
by yuji_oga | 2010-01-31 21:36 | 気になる話 | Trackback
トラックバックURL : http://yujioga.exblog.jp/tb/12762694
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 長崎の鮮魚を上海へ輸出 日本の商社がアフリカ進出に本腰... >>