JR各社 国内需要低を乗り越える海外進出ラッシュ

 JRの鉄道技術は、新幹線やリニアに代表されるハードの技術と共に、運用管理のソフトも世界に誇れるものがあります。残念ながら、むJR北海道に代表される、組合問題とガバナンス不足も露呈していますが、これは運用組織の問題。
 日本市場は、少子高齢化で縮小が続くのは避けられませんが、鉄道も例外ではありません。むしろ、旅客では影響を大きく受ける産業と言えます。
 高度な技術やノウハウを宝の持ち腐れで埋もれさせるのか、ニーズのある世界へ売り込んで更なる新技術開発への糧を得るか。JR各社は、その答えを、海外進出に求めようとしているのですね。





 
JR各社、海外インフラ需要に熱視線 米有力者リニア試乗/英に事務所新設 (11/17 産経)

 米国への超電導リニア技術の導入を目指す米企業のアドバイザーを務めるダシュル元米民主党上院院内総務らが16日、山梨県にあるJR東海のリニア実験線を訪れ、試乗した。JR東海リニアの米国での売り込みに力を入れており、米政界有力者に導入を働き掛けてもらう狙いだ。政府が高速鉄道などのインフラ輸出を成長戦略に掲げる中、他のJR各社も、相次ぎ海外市場開拓の体制強化に乗り出している。
 新型車両「L0(エルゼロ)系」で、時速約500キロの乗り心地を体験したダシュル氏は試乗後、記者団に対し「陸上輸送で最も素晴らしい技術だ。ワシントンからボストンなどに導入できればいい」と高く評価。同行したJR東海の葛西敬之会長は「東京(品川)-大阪間に加え、
米東海岸でも実用化すれば国際標準の技術になる。リニア技術を日米協力のシンボルとして共有したい」と、輸出に強い意欲を示した。
 
人口減少などで国内輸送需要の成長が期待できない中、「持っている技術やノウハウで活躍の場を広げられる」(JR東日本の冨田哲郎社長)と、他のJR各社も海外のインフラ需要に熱い視線を向けている。

 
JR東日本は、来年春にも英国ロンドンに海外事務所を新設する。同社は、すでにタイの首都バンコクで2016年に開業予定の都市鉄道の保守点検事業への参画を決めるなど、海外展開の動きを強めており、単独で3カ所目となる海外事務所の設置で、鉄道プロジェクト参画に向けた情報収集活動を一段と拡充する。

 
JR西日本も6月、「国際戦略室」を新設。「海外の鉄道プロジェクトへの参画の可能性や海外への技術支援について検討している」という。

 海外の鉄道市場は、新興国の需要などで07年の約16兆円から20年には約22兆円に拡大すると見込まれている。「技術が第三国に流出しないように防ぐ手立てが欠かせない」(SMBC日興証券の板崎王亮シニアアナリスト)などリスク管理の課題も多いが、今後は海外展開の成否が各社の成長を大きく左右しそうだ。

 リニア新幹線を、米国東海岸で走らせて、世界標準にしたい。冨田社長の明るい夢は、日本を元気づけていただけます。
 
 JR東日本は、タイで実績を挙げ、ロンドンには海外事務所を開設。JR西日本では「国際準備室」を設置と、各社が海外進出に注力しているのだそうですね。
 頼もしい限りと褒めたいところですが、バラバラに他社に負けじと行動している印象がある様に見えてしまうのは、yuu2の考えすぎなのでしょうか。
 国が海外受注獲得を支援することは民主党時代から始めていますが、当然影響力のある国内外の商社の活用もなされている事とは推察しますが、各社がバラバラに行動していて大丈夫と危惧を抱いてしまいます。
 世界の競争相手は強豪です。
 造る人、売る人、保守管理をする人、教育指導する人が一体となって強豪に打ち勝たねばなりません。
 官民が一体になって攻めるのは必要ですが、JR各社のとりまとめと言うか、受注案件に応じて各社の長所を活かせるいいとこどりの一本化・コーディネートも必要でしょう。

 魁となるリニア新幹線の話が決まるといいですね。


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  この花の名前は、マツバギク



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by yuji_oga | 2013-11-18 00:18 | 企業改革 | Trackback
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