ヤマト運輸グループは、自社トラックの整備ノウハウを活用して、中小のトラック業者向けに、夜間や休日に整備を手がける事業を本格化させるのだそうです。
新事業は子会社で自動車整備を手がけるヤマトオートワークス(東京・文京)が進めるそうで、「スーパーワークス」という新型の整備工場を、札幌市、津市に設立。今後、年内に東京都や沖縄県など全国の主要拠点をカバーできる態勢を整えるのだそうです。(日経 2/3朝刊) NIKKEI NET:Biz-Plus ヤマト、夜間や休日にトラック整備・中小事業者向け 会員制で、年間スケジュールを組んで効率的な整備や車検サービスを提供するということで、トラック業者の整備費用が軽減されます。休日や、夜間の車の稼働が無いときに出来るのもメリットになります。 新型工場では、整備の流れを一筆書きのラインに集約し効率化し、2トン車なら約2時間で整備が終わるのだそうです。24時間営業で、全てのメーカーのトラックに対応可能とのこと。 ヤマトオートワークスは、元はヤマト運輸の車両整備部門だったそうで、外部トラック業者からの受注で収益を上げる構造に変えると共に、ヤマトグループの宅配便依存体質からの脱却のを進める戦略の一貫なのだそうです。 既存の設備の有効活用で外部受注を増やす分収益を上げるのではなく、持てるノウハウで新工場の投資をして、新事業に育てるよう積極展開するという点は注目してみたいところです。
by yuji_oga
| 2006-02-05 20:05
| 企業改革
|
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
良く徘徊させていただいている先
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||