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ロングテール

 先週の日経では、ネット通販の記事が目立った(6/19=ヤフー、6/21=サイバーエージェント)様に思うのは私だけなのでしょうか?
 このglogサイトにも、ネット通販勧誘のトラックバックが頻繁で、URLフィルタリングと追っかけっこの日々でしたが、先週はようやくフィルタリング効果が出たせいか、沈静化してきました。
 シーサー(seesaa)、ライブドア( livedoor)をシャットアウトしたのが大きい...?

 アフィリエイト(成果報酬型)広告や、ネット通販の仲介を、拡大しているblogを活用しようと、ネット関連会社が一段と力を入れているという記事です。
 
 ネットでいろいろなものが買われる理由はいろいろあるのですが、最近よく見聞きするのが「ロングテール」という言葉です。
 ロングテール理論 - @IT情報マネジメント用語事典
 80対20の法則 - @IT情報マネジメント用語事典

 セブンイレブンに代表されるコンビニの品揃えは、売れ筋商品最優先で販売経営効率最優先で、経営手法としては多いに見習おうと努力していますが、個人の消費者の立場からすると、お気に入りの商品がある日から突然姿を消してしまうという現象がおきてしまいます。
 狭い、限られた場所で生き残るためには、店舗経営としてやむを得ないことでしょう。コンビニの売れ筋商品追求のシステムが、死に筋商品を生み出している...!

 ところが、ネット通販では売り場はバーチャルな世界ですので面積の制約は、画面の制約くらいのもので広大と言えます。在庫スペースも、集約してコストダウンが図れます。
 このことから、ニッチ商品、マイナー商品の取り扱いが可能となり、その取引が拡大しているのです。

 売れ筋商品を、足を運ばなくても超安値で入手できるのもネットですし、ニッチ商品を手に入れるのはネットでしかないとなってくると、ますますネット通販やその広告(消費者のキャッチ)が注目されると言うことです。

 ネットで、生産者と消費者の距離が縮まり流通の革命が起きるとは、ITが姦しくなった時から言われて来たことですが、blogの普及が一段と拍車をかけるようです。

 # わたしも、定年後はアフィリエイトや通販仲介でおこづかいくらいは稼いでみたいものですが、そんなに甘いものではない様です...?


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by yuji_oga | 2006-06-25 19:31 | IT備忘録 | Trackback

少子化対策 政府与党案

 日本の国力にかかわる人口減にたいする、少子化対策の政府・与党案がまとまった(6/14)のだそうです。(6/15 日経朝刊)
少子化対策は、自民、公明両党の案と、政府の「少子化社会対策推進専門委員会」(主宰・猪口邦子少子化担当相)の報告書をたたき台として検討されていましたが、佐藤博樹東大教授(人事管理)ら民間有識者委員と、猪口担当相との間に提言内容に違いがあるとされていました。
 専門委員が猪口少子化担当相に抗議 - 社会ニュース : nikkansports.com
 asahi.com: 猪口氏の少子化対策案、6専門委員が抗議声明へ-教育

 5月15日に提出していた、少子化社会対策推進専門委員会報告書「これからの少子化対策について」では、「子育て支援の環境が整備されていない現状では経済的支援のみでは子育ての安心感にはつながらない」として、「働き方の見直し」と「地域と家庭の多様な子育て支援」を「まず取り組むべき課題」と位置づけ、「乳幼児手当」などはあえて盛り込んでいなかったのだそうですが、同氏が「政府や与党の検討会などで提案されている事項を再編成した」として諮問会議に示した案には、「出産無料化」や「乳幼児手当の創設」「不妊治療の公的助成拡大」など経済的支援が明記されたというものです。
 
少子化社会対策推進専門委員会報告(平成18年5月) これからの少子化対策について
はじめに
 2005年の我が国の総人口は、明治時代以降、第2次世界大戦の一時期を除き、初めて減少に転じる見込となった。従来の予想よりも2年早く「人口減少社会」に突入した。出生率は過去30年間にわたって低下傾向を続け、近年は、出生数も毎年過去最低を記録している。
 こうした少子化の急速な進行による人口減少と高齢化の進行は、経済成長の鈍化、税や社会保障における負担の増大、地域社会の活力の低下等、経済社会全体に広範かつ深刻な大きな影響を及ぼすことが懸念されている。
 今こそ少子化の流れを変えなければならない。
<中略>
政府においては、本報告を基にして、少子化の流れを変えるため、国民に対してメッセージ性が強い新たな少子化対策を打ち出すことを期待する。

2 少子化対策の基本的考え方
(少子化対策のねらい)
 少子化対策の個々の施策がどのような効果があるかということについては、必ずしも明らかではないが、我が国よりも出生率が高い水準で推移したり、低下傾向から反転したりしている欧州諸国の取組をみると、保育サービスの充実や働き方の見直し、仕事と家庭・育児の両立支援、経済的負担の軽減など、施策相互の関連を十分考慮しつつ総合的にさまざまな施策を展開することにより、全体として、子どもを生み育てやすい社会とすることが、少子化対策として効果的
であると考えられる。
 欧州諸国の人口動向をみても、出生率の低下傾向の流れを変えることは決して不可能なことではない。第2次ベビーブーム世代やその後の世代といった、我が国にとって、まだ20代、30代の人口層が厚い時期に、インパクトがある少子化対策を講ずることが大切である。

(少子化対策の基本的な考え方)
 少子化・人口減は社会的に由々しき影響を及ぼすことが懸念されるが、結婚や子育ては個人の自発的かつ喜びを伴った選択となるべきことは言うまでもない。従って、少子化対策が目指すべきは、実際に持つ子ども数が理想の子ども数に近づくことができるような環境整備であり、それが結果的に少子化の流れを変えることにつながることが期待される。こうした観点から今後の少子化対策を考える視点として、以下の4点をあげる。
 (1)子どもの視点に立った対策が必要
 (2)子育て家庭を社会全体で支援する対策が必要
 (3)ワーク・ライフ・バランスの実現や男女共同参画の推進が必要
 (4)家族政策という観点から少子化対策を推進することが必要

 政府・与党案は、1.25まで落ち込んだ出生率を早期に反転させるため、幅広い支援策を盛り込んだのが特徴とされ、若年層がゆとりを持って出産や子育てに取り組めるよう、労働環境の改善や経済支援の拡充を打ち出したものだそうです。
 具体的には、育児を子どもの成長期に合わせ5段階に分けて対策を設定しています。
 ①妊娠・出産から乳幼児期まで
   ・乳幼児向け手当の増額
   ・出産育児一時金の手続き改善
   ・不妊治療への助成拡大
 ②小学校入学前まで
   ・育児休業や短時間勤務の普及
 ③小学生期
   ・全小学校で放課後の補習事業
   ・スクールバスの導入
 ④中学・高校・大学生期
   ・奨学金の充実
   ・学生ベビーシッターの推奨
 ⑤社会人期
   ・若者の就職支援
   ・育児後の再就職支援
   ・育児支援企業の入札時優遇

 専門委員会と担当相との対立、不明な財源確保調整を抱えた案ですが、幅広く、急いで対策を講じようとする姿勢は賛同できます。

 米国で2.07、仏で1.9と欧米主要国が少子化対策で一定の成果をあげているのは、政府の手厚い支援(仏=二子、三子で増えるほど養育手当を増やす)や、民間企業の対応(米)があるのだそうです。

 政府・与党案の対策⑥として、「子育て世代への優遇税制」「育児支援企業への優遇税制」「家族の日・家族の週間の制定」が上げられています。
 どの対策も実施された方が良いに決まっていますが、年をとった段階の対策ほど実現への壁が高く「⑤社会人期」の対策は、まさに女性の出産への障害となっている直接・最大の原因だと考えられます。

 また、これらの障害や生涯の不安を取り除くには、更にインパクトの強い対策が必要で、例えば、非難を承知で提案すれば、子供の人数で年金の受給額に差をつけるなどといったものを、更に取り入れていって欲しいと願っています。

 地方自治体でも対策を頑張って実施していて、おみあいや、住宅提供で成果を上げている事例を見聞きします。
 国よりも具体的でわかりやすい対策で、眼に見える定量的な成果があがっています。
 多くの自治体や、政府も、欧米の他に、国内の成功事例も見習うべきでしょう。


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by yuji_oga | 2006-06-18 18:53 | 人口減少 | Trackback(1)

三洋電機が業績回復

 今朝(6/11)、TBSの「かっちりマンデー」では、今年前半のヒット商品特集(?)をやっていました。
 年間で50億円もの広告費を投資予定し、発売一ヶ月で、売り上げ40億円を記録した、資生堂のシャクプーTSUBAKIや、薄型液晶テレビでのソニーの新ブランド「ブラビア」、全日空のスーパーシートプレミアムなど、新たにシェアー1位に踊り出した商品が紹介されていましたが、興味深かったのは、『「崖っぷちパワー」で大ヒット!』した商品。
 経営危機に直面し、企業の存続が危ぶまれていた、三菱自動車と、三洋電機が、新商品の大ヒットで、業績を回復、伸張しているのだそうです。
 TBS|がっちりマンデー!! <「崖っぷちパワー」で大ヒット!>

 番組の中では、やや軽く流された感じの、三洋電機の新型充電式ニッケル水素電池「エネループ」は、考えてみれば(今頃きづくなんて、遅すぎる。)、これからの時代にマッチした、大ヒット商品として、さらに伸びていくと言えます。
 
 携行する電気機器はデジカメ、カーナビ等のリモコン、携帯電話、パソコンと数え上げるときりがないくらい身の回りにあります。
 パソコンや電話は、通信回線が無線化され、電気は充電式バッテリーで動かして、フリーにいつでも、どこでも、だれとでも...が、実現されています。
 ただし、実現されてはいますが、実際には電池の容量とか重さとか、充電速度とか、悩みというか不便さを感じることが多いのが現状で、誰でもが感じていることです。
 
 自動車はガソリンで走るのですが、ガソリンスタンドが網羅されていて、必要に応じ、ほぼ不自由なく、短時間で補給し使用出来ています。
 電気も、きっと必用に応じて、短時間に補給できるシステムや製品が出てくる。出せることが出来たら、一大ヒットとなり、生活スタイルに大きく貢献できます。
 それには、ガソリンタンクの変わりとなる、充電バッテリーといった器の革命が必用です。
 充電の速度は、コンセントを差して充電するスピードを速める。充電用電池を携行し、空いている時間に充電する。太陽電池などで常時充電する。等々が既存のものであります。
 充電する器は、いろいろな(素人なので専門的なことは置いておく)方式のものが、出てきています。
 この、いろいろな方式で、革命的な新技術を出したら凄いことになると、ウオッチしていたのです。
 
 単三電池を使う機器は身の回りに多いのですが、個人的には、デジカメとカーナビの電池が、よく消耗し、買い置きしていても携行を忘れたり、買い置きの期間も悩ましかったりしています。
 そしてなにより、都度捨てるのには、環境への罪悪感を感じていました。
 これが充電することで、1,000回使えて、使用せず保管しておいても、漏電しないと言うのですから、環境にも、保管にも優しくこの上ない、これからの時代のニーズにぴったりの製品が出されたのです。
 発売された(昨年11月)のは知っていましたが、うたい文句と眉唾に思っていたのと、未だに買い置きの在庫が在ることから、未だ使用したことが無いのです。
 検索してひっかかるblogの使用評価も好評のようですので、もうすぐ在庫補充が必用となるので、使ってみようと思いますが、充電器が、3千円近くして、一度に2本しか充電できないと言うのは、なぜなのでしょう。たいていの機器は、一度に4本使用するのです...。高速充電器という表示ですから、4本が短時間で出来てしまい、4本用の充電器は高価となり不用ということなのでしょうか?

 企業の成長、発展には、新製品のヒットが不可欠ということを、あの三菱自動車や、三洋電機が復活できたことを目の当たりに知らされ、改めて強く思い知らされました。
 なかなかできることではないのですが、「崖っぷちパワー」の威力、その威力が出る潜在する基盤の人材に拍手です。

 eneloop(エネループ) ~使い捨てない電池~
 NIKKEI NET:総合企業情報
 デジ眼.com-[デジタル一眼レフカメラ情報]: サンヨー充電池エネループeneloop使用結果
 エネループ: みせらに

 
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by yuji_oga | 2006-06-11 15:47 | 気になる話 | Trackback(2)