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年明けうどん

 今年の暮れは、「年明けうどん」の話題を、テレビや新聞でよくみかけます。そういえば去年の暮れから今年のお正月にかけて、ちらりと見かけたようなと想い出しました。
 それもそのはずで、「さぬきうどん振興協議会」が普及運動を始めて 2年目というのですから、記憶は正しいのでした。
  2年目で、稲庭うどん協同組合も参加したり、ダイエー、セブンイレブン、日新食品等が力を入れた販売キャンペーンをするなど広がりを見せているようです。
 
幸せの「年明けうどん」食べてみる? : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 紅白に彩ったうどんを食べて新年を祝おうと、香川県の製めん業者らでつくる「さぬきうどん振興協議会」が始めた「年明けうどん」が、2年目で全国に広がる勢いだ。
 うどん店や製めん業者だけでなく、スーパーやコンビニチェーンなどが賛同して、新商品も発売される。「ゆくゆくは年越しそばと並ぶ国民的行事に」との声も上がっている。
 年明けうどんは、うどんの消費拡大を図ろうと同協議会が昨秋、提唱。梅干しやエビ、赤いかまぼこなどをうどんにのせ、元日から1月15日の間に食べてその年の幸せを願う、と定義している。今年1月は同県内の約50店が提供した。
 同協議会は7月、「年明けうどん」を商標登録。ロゴもデザインして全国に無料で使用を呼びかけたところ、42都道府県の約280業者から使用申請があった。

 秋田県稲庭うどん協同組合(19社)は1月に都内であるイベントで、赤いかまぼこをのせて提供する計画で、「うどんどころが手を取り合い、新しい試みを成功させたい」としている。

 一方、スーパーのダイエーは、容器入りの商品を1月1~15日に全国の直営店で販売。セブン―イレブン・ジャパンは元日から期間限定で、梅干しを添えたカップめんや生めん調理セットを売り出す。日清食品は今月21日、梅干し入りカップめん「日清のどん兵衛 年明けうどん」を発売した。

 同協議会は「消費低迷の中、開発費をかけずに新商品が出せる点も歓迎されたのでは」と、さらなる普及に期待している。




 うどんは、太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起物として食べられてきたのだそうで、「年明けうどん」は、純白で清楚なうどんを年の初めに食べることにより、その年の人々の幸せを願うものなのだそうです。
 年明けうどん:さぬきうどん振興協議会

b0055292_11215475.gif 食べる時期は、お正月から、15日までの間なのだそうで、赤い色のものをトッピングして食べるということです。赤い色のものなら何でもよくて、蒲鉾、梅干し、明太子、エビの天ぷら、金時人参のかき揚げなどがレシピで紹介されています。


 景気の活性化には、新規需要や、新規用途開発が唱えられていますが、「年越しそば」→「年明けうどん」の着眼の成功は学ぶべき発想で、更なる拡大を祈っています。今年は我が家でも、「年越しそば」と「年明けうどん」の両方を用意しました。 (^-^)
 来年もいい年でありますように。


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by yuji_oga | 2009-12-31 11:45 | 気になる話 | Trackback

ボーイング787 ようやく初飛行

 世界の最先端技術で分業・集約して生産する方式も新しいし、スピードや大型化での効率向上を競っていた流れを、中型で省燃費・長距離飛行を望むユーザーニーズに対応する開発方針に転換し、受注第一号の全日本空輸の50機を皮切りに、中国の57機を含め世界各地の航空会社55社、計840機を受注(予約)という最高記録をうちたてているのだそうです。

 
ボーイング「787」 初飛行に成功 延期、解約…夢の旅客機、視界は? (12/17 産経)

 【ニューヨーク=松尾理也】燃費効率を大幅に改善した「夢の旅客機」と世界中の期待を集める米航空大手ボーイングの次世代中型機「787」(通称ドリームライナー)が15日、初試験飛行に成功した。ボーイングはテスト飛行を重ね、来年にも「第1顧客」である全日本空輸への引き渡しを目指す。

 同機は15日午前10時(現地時間)過ぎ、シアトル近郊のボーイング工場に隣接する空港から飛び立った。地上では関係者や報道陣など約2万5千人が見守り、離陸の瞬間、大歓声がわき起こった。

 787は客席200~300席クラスの中型機で、機体の約50%(重量比)に炭素繊維複合材を使用することで大幅な軽量化に成功した。ボーイングでは燃料費の高騰、環境問題の配慮といった課題に対応できる「ゲーム・チェンジャー」(競争のルールそのものを書き換える存在)と自賛している。

 世界各地に部品製造のアウトソーシングを実施。完成した部品を専用運搬機で運んでワシントン州のボーイング工場に集約し、組み立てるシステムをとった。このうち、主翼部分は三菱重工業が担当し、炭素複合材は東レが供給するなど日本企業も重要な役割を果たしている。ボーイングのファンチャー787担当副社長は、「今後のテストを通じて最高の航空機を作り上げたい」などと語った。

 ただ、ボーイングに注がれる視線は厳しい。開発時期の遅れや従業員のストの影響で2007年秋の予定だった初飛行は延期が重なったほか、昨秋のリーマン・ショック後の世界経済の低迷もあり、今年以降の解約も83機に上っている。787が本当の“離陸”を迎えられるのか、関係者はかたずをのんで見守っている。


 世界の最先端技術での目玉は、「炭素繊維」でしょう。
 冒頭で述べた分業・集約=国際共同事業は、機体の70%近くを海外メーカーを含めた約70社(下請けを含めると900社)に開発分担され開発費の分散と、最高技術の結集が実現されています。日本企業の担当比率は合計で35%で、三菱重工業が主翼、川崎重工業が前方胴体・主翼固定後縁・主脚格納庫・中央翼部品、富士重工業が中央翼(総組立て)を担当しているのだそうで、エンジンでも、三菱(名誘)や、IHIが参加しているのだそうです。
 米国との競争に打ち勝って、独占受注した「炭素繊維」は、世界最大のPAN系炭素繊維メーカーである東レの製品が使用されており、1機あたり炭素繊維複合材料で35t以上、炭素繊維で23t以上が使用されるのだそうです。

 第 2生産ラインを米サウスカロライナ州に建設し、2011年 7月にも稼働させ、ワシントン州の第 1生産ラインと合わせて月10機の生産を目指すのだそうです。 ん? 予約の840機を生産するだけでも 7年かかる!

 ハブ空港を利用する航空機運航ネットワークが主流となっている現状の大量輸送形態を、ハブ空港を経由せずに直行便で世界の中堅空港を結べるボーイング787の出現は、世界中の経営悪化に悩む航空各社の救世主となるのか。ハブ空港化で大きく後れを取った日本の国際空港の体制に、新たな運航ビジネスモデルでの巻き返しの機会を得るチャンスとなるのか。採用された日本の先端技術とともに、00年代から01年代に代わる新しい時代に差す光明といえますね。


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by yuji_oga | 2009-12-22 17:50 | 気になる話 | Trackback