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中国のソーラ 欧米の規制で暗雲

 低価格で欧米の企業を倒産に追い込み、生産能力が世界の6割を占めるまでに成長していた中国の太陽光発電パネル産業が、ピンチを迎えているのだそうです。
 中国政府の支援で廉売している中国企業に対し、米国が反ダンピング関税を課すと決め、EUも実態調査に着手していることで、9割を欧米向け輸出に頼っている現状では、欧州経済危機による輸出不振に追い打ちをかける大きなダメージを与えられることになるというのです。


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by yuji_oga | 2012-10-28 23:14 | 企業改革 | Trackback

海底資源 国産洋上プラント技術開発に国策支援

 海上プラント事業の世界シェア(受注額ベース)は、韓国が世界トップを占め(39%)、中国とシンガポールがともに14%で続いていて、日本は運搬支援などで1%の参画にとどまっているのだそうです。
 造船シェアも、韓国と中国がトップの座を交互に取り争っていて日本は低迷しています。
 中国はもちろんですが、韓国も国と一体となって事業を進めているのに対し、日本は民間が独力で立ち向かっていることによる投資規模の差によって差がついてしまったのですね。
 ようやく政府が重い腰をあげて動き始めたようです。
 
海底ガス・原油 海上プラント国産推進 政府方針 技術開発に補助 (10/21 読売朝刊)

 政府は、海底から採掘した天然ガスや原油を海上で精製・貯蔵する国産技術の開発に乗り出す方針を固めた。海上大型プラント建造に関する国内企業の技術開発に対し、補助金を出して支援する。将来の日本の排他的経済水域(EEZ)での資源開発もにらみ、自前の海上大型プラント建造技術を育成する国家戦略の一環として注目される。

 政府は、韓国や中国などの企業に比べ遅れが指摘される国内企業の技術力を引き上げたい考え。海上大型プラント建造に関する技術開発支援の推進を、今年度中に策定する次期海洋基本計画(2013年度から5か年)に盛り込む方針だ。
 政府が技術開発を支援する海上プラントは、大型タンカーを改造し、採掘機器や精製施設を取り付けるものだ。ガスや石油を洋上で精製・貯蔵できるため、陸地から遠くパイプライン敷設が困難なガス田・油田の開発が容易になる。
 支援事業では、国内の造船会社やプラントメーカーを対象に、天然ガスをマイナス約160度で液化させる際の事故防止や、全地球測位システム(GPS)を使った海上でのプラントの定位置確保などの技術開発に補助金を支給する。国土交通省は来年度予算の概算要求に約16億円を計上した。
 世界の海上プラント事業は、受注額ベースで韓国が39%と世界トップを占め、中国とシンガポールがともに14%で続く。政府系企業が事業に参画するなど国が全面支援する中韓に対し、日本は、民間だけで巨額の事業費を負担しなければならない事情から、運搬支援などで1%の参画にとどまっているのが実情だ。


 陸上のプラントでは欧米のメジャーが君臨していますが、洋上プラントは、韓国や中国がトップ争いをしているとは、不勉強で初めて知りました。
 同時に、日本が技術でも中国や韓国に遅れているのも、造船ではシェアは追い越されているものの、先端技術では負けていないとされているので意外でした。
 
 国内の造船会社やプラントメーカーを国が音頭をとって結集させ、国土交通省が技術開発の補助金を来年度予算の概算要求に約16億円を計上するのだそうです。
 造船は、省エネのハイテク技術を活かした品質要求のあるマーケットに指向を絞っていくとしていました。
 洋上プラントは、これから技術開発を始めて、遅れを取り戻し追いつき追い越そうという話ですが、造船や陸上プラントでは世界トップレベルにあるはずなので、洋上プラントに結集されることを期待します。
 
 完成したら、東シナ海のEEZ境界線でのガス田で、中国との共同開発の話が頓挫したままですが、日本独自での開発に使えますね。



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  この花の名前は、メコノプシス・ホリドゥラ(幻の青いケシ)  撮影場所; 六甲高山植物園

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by yuji_oga | 2012-10-21 22:49 | 気になる話 | Trackback

国産ジェット旅客機 「MRJ」 実物大客室模型を初めて展示

 国産ジェット旅客機 「MRJ」で久々の進展の話題です。
 JALのコスト削減再生策のひとつに、ジャンボ機は売却し、運行機種を乗客数に併せて変更選定する新運行方式が紹介されていました。格安航空会社(LCC)の普及もあり、航空機の低燃費化は時代のニーズとして注目されています。
 それに応えて話題を呼んだのが、日本の技術の炭素繊維をふんだんに使用し、軽量化による燃費性能を向上させた、ボーイング787の就航でした。
 これと並んで注目されていたのが、国産ジェット旅客機 「MRJ」でした。リージョナルジェット機では、炭素繊維を使用した主翼での軽量化がコスト削減に繋がらないとのことで素材変更され、開発が遅れていましたが、名古屋で開催された「国際航空宇宙展」に実物大の客室模型が初めて展示されたのだそうです。


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by yuji_oga | 2012-10-15 00:54 | 気になる話 | Trackback